~ アベルノの剣、あげたくないからっていじわるしないで ~
アベルノ
「ヘイ!
(よ、よし…奴らをもっと危険な目にあわせてやろう!)
あんたはこの素晴らしい剣を手にできるって期待してなかったのかい?それだけでは不十分だ。
より強く育った【ピンカートン】と呼ばれるタヌキが忘却の峡谷にいるようだ。12匹ほど狩ってくれ。いいか?
どこで見つかるかって?確かじゃないが、丘の奥深い場所にいると思うぜ。
やれるだろう、あんた?もし途中で辞退してもあんたを責めないぜ。俺は知っていたはずさ、ピンカートンが楽勝な相手じゃないってな。たとえあんたが行くといっても、考え直すように言うつもりだったぜ、ハハハ。
あまりにも酷なことだが、この剣をあんたに渡せんと思うよ。あんたのことを知れてよかったぜ。良い一日をどうぞ~(^_^)/~」
I'll just send them into more danger.
【直訳で】私はそれらをもっと危険にさらします。
It certainly isn't enough.
【直訳で】それだけでは十分ではありません。
breed:改良する、生み出す、作り出す、繁殖させる、飼育する、育てる、仕込む、養育する
pinker:pinkの比較級、よりピンク色の、どピンクとか?
ton:重さの単位トン、t
➡ よりピンク色の強い重量級のタヌキ?
日本ゲーム名だと、ポンタヌキ、あるいはヅラタヌキ…
I should've known.:「私は知っていたはずです。」
pushover:楽勝、容易なこと、だまされやすい人、すぐ影響を受ける人
reconsider:考え直す
It's been nice knowing you.
あなたを「knowing」することができて、「nice」良かった。
➡ 一筋縄ではいかない強い相手に物怖じして、オレ様の依頼を断るような人間だったとはな、「あんたのことが知れてよかったぜ」 ➡ この剣を、お前みたいな弱虫にあげることにならなくてよかったぜ、的な
※別に断ってはいないけど、要はこの話、素晴らしい剣をあげたくないからどうにかしてあげないで済む企みをしているアベルノ。なので「さすがのあんたでも無理だろ?やめるんだろ?やめたいんだろ?そうだよな、やめるよな、ハハハ」みたいな感じのセリフ系。
アベルノ
「あ゛ぁ、もうやったのか?グレート!あんたのことを見張ってっからな!!傷ついたからってオレを責めてくれるなよォラァ!!」
アベルノ
「なにぃ!?もう戻ってきたのか!?
(なにをすべきか…、よ、よし、ヤツに剣を失くしたと言おう、そしてヤツを遠くへ追いやってしまおう。)
わたしく、アベルノは、あなたに誓います。
剣を取ってくるから、しばらくしたら後で話しかけてくれ。」